日本のホラーゲームを元にしたえらく怖いホラー映画。実在のアメリカの町が舞台となっているそうです。
この映画は確か錦糸町の楽天地で見たと記憶してます。えらく怖い映画でした。日本のホラーゲームが元になっているようで、そのゲームはアメリカに実在する町、セントラリアを舞台に作ったと言われています。 このセントレアは、かつては鉱山で栄えた町で、1962年に坑内火災が発生、その火災はついぞ収まることなく、危険のため住民が退去した町は、ゴーストタウン化してしまったそうです。ぐつぐつと、地下で炎が燃え続け、地面から煙がもくもくと湧き上がる静かな廃墟の町は地獄のイメージで、ホラー映画にまさにぴったりですね。 この映画は同じく2006年に公開された、堤幸彦監督の「サイレン」という邦画とよく似ています。辺境の廃墟と化した町にサイレンが鳴り響き、災厄に襲われる設定が一緒です。こちらの映画もなかなか怖かったと思う。こういうシンクロは面白いですね。どちらも和製ホラーな点も同じです。 いきなり恐怖シーンが来るわけじゃなくて、サイレンが鳴ってからしばらく間があって、映画を見てる方も身構えるのですが、それを超えてくる怖さがありました。最後にはサイレンの音を聞くだけでビビってしまう、そんな映画でした。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)