心に残る作品。
頭の上にわっかをつけて、充電をして、質問をしたら正確な答えが返ってきて雑用をしてくれる。
アンドロイドのサミィは、勿論人間ではないしそれはイヴの時間に来てる他のアンドロイドもそうなんだけど、イヴの時間にいるアンドロイドは、頭にわっかがなくて話し方も人間の様な喋り方。
ここでは、人間とアンドロイドの違いが全く分からなくて、ここの空間のルールが外の世界でも適用されたら、もっと隔たりがなくて、機械と人間だけど心を通わすことが出来るのに…。
でも、アンドロイドを人間の様に扱うのはご法度な世の中。
なんで、心を通わせたらダメなんやろ?
情を持ったって、いい影響をし合うのなら、アンドロイドというだけでダメな理由にはならないと思う。
めちゃ古い旧型機のカトランの回が、笑えて泣けた。
1話分しか出てないのに、インパクト大!笑
一生懸命人間のふりをして、古いから対応が出来ないだけなのに、それをお茶目で愛嬌があると思わせてくれて、そしていちいち面白い‼︎
見た目も中身も完全な機械なのに、消されてしまっても忘れたくない大事な思い出があって、こんなにも人間らしい、愛すべきキャラクター。
あとは、マサキとテックスの話がほんとに良かった。
マサキは全部分かってた上で、それでもテックスが喋らないことが悲しくて受け入れることが出来なくて、苦しんでたんやなぁと。
テックスだってずっと苦しかったに違いない。
でも、約束は破れない。機械だから。
だから、皮肉にもマサキが危険だと思えた時に喋れたあの時間、今までの想いが報われた瞬間であり、打ち解けた瞬間だった。
もう、泣かずにはいられないよね…。
気になってたのが、テックスは泣いた後の様なシミがあるけど、あれはどんな意味が隠されてるんだろ?
何かあったに違いない、と思ってるんだけど…
アンドロイドは人間にはなれないけど、心を持ったとしたら、アンドロイドにも優しい世界になったらいいのになぁ…
続きをもっと観たい〜‼︎
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