今見るとスゴい顔ぶれ！ - クイック＆デッドの感想

シャロン・ストーンにジーン・ハックマン、ラッセル・クロウとレオナルド・ディカプリオ。今となってはこの４人が一つの映画で顔を合わせるのは無理でしょうと言った豪華な面々。当時はまだラッセル・クロウとレオ様が売り出し中だったので出来たのでしょうね。

最近はめっきり一線級の映画に顔を出さなくなったイメージのシャロン・ストーンですが、やはりこれだけの人なのでチャリティー活動や人に何かを与える方に力と時間を注いでいるのだと思います。

名優中の名優ジーン・ハックマンも御年８６歳、こちらも最近はスクリーンに登場しませんが彼の登場した数々の名作が色あせる事はありませんね。「フレンチコネクション」「クリムゾン・タイド」

ラッセル・クロウは人気俳優ですが脚本を読んで本当に自分が良いと思った作品にしか出ない人です。本作クイック＆デッドではまだ若々しく非情にカッコイイ役を演じています。「グラディエーター」の主役などマッチョでパワフルなイメージですが「スリーデイズ」や最近では「パパが遺した物語」など傷ついたやさしいパパを演じている時のラッセル・クロウこそラッセル・クロウではないかと思います。

最後にレオナルド・ディカプリオ、最近やっとオスカーを獲得しましたね「レヴェナント：蘇りし者」。レオ様にしては意外と時間がかかってしまった印象です。本作クイック＆デッドでは、やんちゃ坊主なレオ様が生き生きと躍動しているのが見られます。