自由な時代の自由な番組
ご存知の通り、一世を風靡した「エロ」を極限まで表現したドラマです。
ここまで「エロ」追及し、しかも小中学生が視聴可能な時間に放送され、また視聴した小中学生が放映翌日にその内容で盛り上がることが出来た点で画期的なドラマだったと言えるでしょう。
実際に40代前半のおじさんである筆者は、当時現役の小学生。この番組で放送された言葉を「国語辞典」で調べることで性に関する知識を得ました。
ですが、現代社会においては、ドラマ制作の現場にもコンプライアンスが求められ「エロ」を極限まで表現するドラマは制作出来なくなったいます。
一方で、パソコンやスマホといった端末からネット回線を通じてしまえば、今や際限を超えた「エロ動画」を見ることが出来てしまいます。もちろん、プロバイダーや携帯キャリアによって有害サイトが閲覧出来ないようフィルタリングを掛けることは可能ですが、そうしたフィルタリングを外してでも「エロ動画」を見たいという欲求に駆られ、あるべき性教育の範囲を逸脱した行動に走るリスクをはらんでいます。
本来、性教育は児童の保護者によってなされるべきです。
今こそ「毎度おさわがせします」と同等のレベルでの「エロ」を表現したドラマを制作することにより、親子の間で恥じらいを感じつつ性教育を考えるべきであると考えます。
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