よん
とにかくかっこよくて最高！
私は石田衣良先生のファンで、高校生の時『池袋ウエストゲートパーク』を読みました。そのシリーズにハマってしまい殆ど読んだと思います。インターネットで色々調べていると、どうやらドラマをやっていたらしいということを知って、急いで近所のレンタルビデオ店にDVDを借りに行きました。1話を観てみると、良い意味で予想を大きく裏切ってくれました。
はっきり言うと小説とドラマではキャラクターが全然違い、話も短編のものを長編にした感じなのですが、ドラマ版はそれオリジナルの面白さがありました。
小説では石田衣良先生の丁寧な文体で書かれているので、池袋のギャングたちの表現も大人しいものでしたが、ドラマ版ではテレビなのに汚い言葉を平気で発し、え、これ地上波でやってたんですよね？というくらい過激な描写もありました。小説、ドラマ、どちらが良いという訳ではなくどちらもそれぞれ面白くストーリーが描かれていてとても満足でした。
また、ドラマ版は音楽もとても格好よくて、作中の雰囲気にとてもあっていました。それもそのはずで、作中音楽は日本のヒップホップ界で知らない人はいないという程のスター、KREVAが担当しているのです。KREVAファンの私としてはそれだけで観る価値はありました。
このように、ドラマ版は原作小説にはない多くの魅力が詰まっています。
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