「青春」という言葉がふさわしいアニメです。
日曜日18時30分からはサザエさん、19時からはタッチを見てました!この作品はテレビ放映されていた内容を映画版にアレンジしていますので、漫画やアニメの内容とは異なります。観終わった時にはタイトルの意味がわかると思います。物語の1部を完結する双子の兄弟、上杉達也と和也、お隣に住む朝倉南、幼なじみの3人が高校1年の夏、和也の大好きな南を甲子園に連れて行く夢を実現させることが目前だった全国高校野球地区大会夏の決勝戦で和也が交通事故に会い、マウンドに立てないまま亡くなって明青学園高校も敗退してしまうのが原作です。しかし、本作品は和也に成り代って達也がマウンドに上がり決勝戦を戦います。周りの野球部員も和也では無いことに気付きますが、和也では無く達也が投げることで試合自体は没収試合となるはず。試合を続ける結果、勝利します。このポイントが背番号のないエースなのです。タッチは野球漫画の代表作と思われていますが、野球よりも達也を主人公とし、双子の弟が亡くなったりする悲しい場面があったり3人の三角関係を描いた青春ドラマだと私は思っています。和也が亡くなってしまうシーンを映画化した背番号のないエースを観て、小学生の私が映画館で観て泣いてしまった唯一の作品です。
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