妖怪人間ベムのあらすじ・作品解説
妖怪人間ベムは2006年4月1日から2006年10月7日までアニマックスで全26話放送されたテレビアニメ番組である。 アニメ番組制作とタイアップして妖怪人間ドリンクも3種類発売された。 オリジナル作品は1968年から1969年にかけてフジテレビ系列で1話完結で放送されている。 2011年には日本テレビ系列で実写版ドラマ化も放送された。 何者かが人間として生み出そうとしたものの人間になれなかったベム、ベラ、ベロは指が3本で血液が緑色である。本来の姿を隠して正義のために戦いながら放浪し、どんなに人間に傷つけられても人間を傷つけないのが信条である。「早く人間になりたい」が妖怪人間として生まれた3人の合言葉である。 2006年のリメイク作品はオリジナルをアレンジした点が数カ所みられる。3人の変身前の指が5本に変更され、街から街へと放浪していた妖怪人間達が東洋の東の端にある巨大都市にたどり着いて街全体が大きな妖気に包まれているのを感じ取り、人間達を助けるために魔の妖怪たちと戦うというストーリーになっている。
妖怪人間ベムの評価
妖怪人間ベムの感想
人間の醜さを描いた作品といえるでしょうか
早く人間になりたい!オープニング曲のセリフ部分ですが、オープニング曲自身、メロディと歌詞はとても作品そのものの有り様を語っているように感じます。私自身も実際に子どものころ歌っていましたし、今の30代後半から40代前半の方で知らない、歌えないなんて方はいないように思います。また随分と替え歌にすることも流行りましたね~あまり上品なものではなかった記憶がありますが(笑今、振り返ると実験場のようなところから偶発的にベム・ベラ・ベロは誕生していることから妖怪という表現はおかしいように思ってしまいますね。化け物的な存在であることは間違いないですが、妖怪というのは本来、昔からその地に根差した存在でしょう。今でいうなら人造生物や突然変異の生物と表現されるべきものでしょうね。タイトルと噛み合わないストーリー展開子ども向けの番組だったからでしょうか、タイトルは「妖怪人間ベム」であるにもかかわらず、物語はベロを主...この感想を読む