何度も見たくなるコメディのひとつ
キャリアウーマンになりきれないドジなサンドラ・ブロックも、健康管理はできないけど責任感はあるメリッサ・マッカーシーも、実際もこんな人なのかと思えるくらい演技が自然に見えました。二人ともほかの映画では全く違う印象の役を演じて、その映画でも実在する人物に見えるからスゴイ。
マリンズがスイカで男を倒す場面には毎回爆笑。そのスイカがちょっと人種差別にかかってたり。
アップタイトなアッシュバーンがマリンズの勢いに乗せられてバーで徐々に崩壊していく様は、今まで張り合ってたお互いが同じ目標に向かっていくきっかけになった一夜でもあるので、面白くもなぜかホッコリした気持ちにもなりました。
CG感満載な映像はなく、映画にのめり込みやすい印象でした。個人的にナイフが足に刺さったシーンは苦手なので観ないようにしています。
真面目なタイプのアッシュバーンとちょっとだらしないマリンズの共通点は責任感が強すぎること。このせいで最初は二人の関係がうまくいかず衝突ばっかり、自分が自分が!ってなってたけど、徐々に相手をうまく補って犯人逮捕にこぎつけられた時はもう熟練夫婦のよう。これ、男女だったら間違いなく結ばれてるパターンですが、女同士ってところが観終わった時にスカーーっとする理由だなと思いました。
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