完全犯罪クラブのあらすじ・作品解説
完全犯罪クラブは、2002年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「陰獣」「判決前夜/ビフォア・アンド・アフター」「ルームメイト」のバーベット・シュローダー。脚本は、「ファースター 怒りの銃弾」のトニー・ゲイトン。音楽は、「サスペクト・ゼロ」「月に囚われた男」のクリント・マンセル。出演者は、サンドラ・ブロック、ベン・チャップリン、ライアン・ゴズリング、マイケル・ピット。 学校で人気者のリチャード・ヘイウッドと頭脳明晰だがどこか冴えない雰囲気のジェスティン・ペンデルトン。学校ではあまり接点がない高校生のこの二人は、廃屋で会っては完全犯罪の話で盛り上がる仲だった。ある日、恐れを知らない二人は、ついに完全犯罪を実行に移してしまう。アリバイを作って完全犯罪に自信を持つが、捜査官キャシーはリチャードに不審なものを感じて追い詰めていく。 アメリカで起きた「レオポルドとローブ事件」を基に描かれたサスペンス映画である。
完全犯罪クラブの評価
完全犯罪クラブの感想
サンドラ・ブロック目当てで観たのに濃すぎるキャストに唖然。ネタバレあり。
完全犯罪というキーワード「完全犯罪」と「クラブ」。原題は知りませんが安っぽいタイトルだと感じました。タイトルとパッケージを見た予想では「欧米の高校生たちが主人公。ひとりの生徒が事件を起こし周りの友人が完全犯罪に仕立て上げる」というもの。サンドラ・ブロックは頭脳明晰な刑事・・・。完全犯罪をどうこなしていくのか。サスペンスになっているか。そんな予想しながら観てみました。結婚に失望、元夫から受けたDVによりPTSDに悩まされる刑事キャシーサンドラ・ブロック演じるキャシーは単に頭脳明晰な刑事ではなく、過去の結婚で夫に殺されかけるという悲惨な事件に遭い心に深い傷を負っている様だ。今まで組んできた相棒達と肉体関係を持つので仕事に支障をきたす。男嫌いの様でもあり、男勝りの様でもあるキャシーが、なぜ簡単に体を許してしまうのか。そこは最後まで理解ができなかった。しかし、キャシーのしぐさやふとした時の目線...この感想を読む