昔のドラマですが、ストーリーが好きでした。
当時、私はまだ小学生でしたが、当時、山口百恵さんのなんとなく、神秘的な魅力が好きでした。赤い疑惑の時はまだ、幼かったので、リアルタイムで見ていませんでしたが、このドラマの時は、小学生ながら、テレビにかじりついて見ていたのを今でも思い出します。山口百恵、三浦友和、宇津井建のオールスター勢揃いのキャスティングも良かったですが、山口百恵さんが、足を怪我して、車いすになりながら、辛いリハビリに耐え、陸上選手として再起する為に頑張る姿に胸を打たれました。百恵さんの父親役がいつもの宇津井建さんでないのが、初めは少し残念でしたが、中條静夫さんも豪快で、娘には優しい父親でありながら、仕事面では汚い一面を持つ父親を好演されていました。回を重ねる内にこの役はやっぱり中條さんの方が似合ってるなと思って見ていました。宇津井建さんはクリーンで誠実なイメージが強すぎて、そぐわないですもんね。三浦友和さん演じる新田秀夫の母親役で、南田洋子さんが出演されていて、長門裕之さんとの夫婦共演も珍しく感じて、新鮮でした。赤いシリーズではだいたいドラマの中に百恵さんに辛くあたる存在が必ず1人いるのが定番なのですが、その人がいるから、百恵さんを応援したくなります。物語のスパイスのような存在で、それがこのドラマでは南田さんだったのだと思います。赤い衝撃では最後に友子と秀夫が付き合うことを許され、友子も走れまでに足が回復するというハッピーエンドの所が良かったです。
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