ラブライブ 圧巻
目次
母校の入学希望者を増やし、廃校を阻止しようと活動するメンバーたち
本アニメのテンションボルテージを上げてくれるメンバーたちが通う音ノ木坂学院。入学希望者を増やすために学生が活動を起こして学校に貢献するなんて普通じゃ考えられないですよね。もし、自分がキャラクターたちの立場になって来年度の入学希望者が定員割れしたら廃校になるなんて聞いても何とも思わないか、割り切ってしまって私たちがこの学院の最後の学生になるんだ、思い出残そうと考えるものです。もし、学校を存続させたかったとして行動を取るにしても先生に相談することや署名を貰うという行動しか出来ないですよね。このアニメには、想像の斜め上の行動を取ることも時には必要だということも教えられると思ってしまう人も多いのではないですか。
何事も初めからは上手くいかない事を実感させられる
本編では、穂乃果・海未・ことりから少しずつメンバーが増えていく過程で様々な試練やライバルが出てきて、その壁を越えて成長していくという流れで非常に共感できる部分が多かった人も多いですよね。メンバー集めでも個人が抱えている問題や過去の心の傷などが邪魔をして素直になれなかったり、思っているより上手く行かなくてどうしようもなかったりと自分と置き換えても考えることのできる共感できます。実際に新しく自分が何かしようとしても上手くいく事は、まず無いですよね。何かしら努力して考えて支えがあって継続することによって何かを成し遂げるのが普通です。ですが、実際はやりたいけど上手く行かないし、これ以上やっても成果が出るか分からないから中途半端になることが多いですよね。ですが、ラブライブ本編では気持ちの持ち方であったり考え方であったりと関心させられる場面が多いです。ですから、穂乃果たちが伝えたいのは何事も根気よく考えて努力することで最終的には成功への道に繋がるということを教えてくれていますよね。
穂乃果たちのセリフは、クッとくる名言が多い
穂乃果のセリフで、「人間その気になれば、なんだってできる」とありますが、まさにその通りだと思いませんか。実際何かを行うときに何とかなるや、頑張ればできるだろうと考えることが多いと思いますが上手くいくことは少ないですよね。穂乃果のいう、その気とは、頑張るという程度ではなく本気を通り越して成し遂げることに執着することだというように、解釈することも出来るのではないでしょうか。何か成功を遂げたい行動に移ったとしても成功に執着してみたことが何回あるか考えてみると回数は無いか、数回ある人が少数いるくらいではないでしょうか。視聴者の向上心を促すようなセリフと考え直されるセリフが多いと感じた方は多いですよね。中には、現在何かを成し遂げようとしている人の信念やモットーにラブライブメンバーのセリフを使っている人がいるかもしれませんね。ほんとに支えになりますよね。共感できる人は、多いと思います。
人間関係の重要性を実感させられる
人間関係は、誰しも大切とは分かっていますよね。ですが、人間関係を勘違いしている人も多いとも思います。ラブライブでは学生がモデルですが、ここでも非常に重要な部分があることが分かります。ラブライブの本編では、人間関係で人の事情に入り過ぎないという重要な部分が伝えられていると考えます。凛がいますが、女の子らしい服装を自ら着ることを拒んでいましたよね。花陽は小さい頃からの幼馴染ということで、理由を分かっていましたが知らない他のメンバーは何でも着たくないのか結構聞いていましたよね。ですが、みんなに言いたくない事もあると最終的には凛を信じてあげる。そのことにより、過去を克服したというシーンで、様々な感じ方をしたと思いますが質問攻めを凛にしたり、無理やり可愛い服を着せていたら解決しなかったはずです。穂乃果のアドバイスも効果があったかもしれませんが、私情には入りすぎない。これも大切な人仲良くしたい人との強い友情を築くには必要なことだと感じさせられますよね。希のライブをしたい。といったシーンでも、希は転校を繰り返して友達が少なく、やっと音ノ木坂学院のμ,sのメンバーが私の居場所だと実感できる場所と最後はぐっとくる内容でしたが、その希の本心を知るまではみんな質問攻め気味になっていましたが、絵里の働きかけにより全員が冷静になり、みんなと一つになれるという展開になりました。人間関係は非常に難しくその人を知ろうとして深入りするとよく無い、仲良くなりたい、いい人間関係を築きたいのであれば、一歩引いてみるのも方法だということを教えてくれていると思います。
感動的なシーンでも人間の心理を表している
3年が卒業したら、μ,sは解散だという感動のストーリーがありますよね。最終的には解散になりますが、最初は残していく派と解散派に分かれ、メンバーが悩んでいましたが結論、このメンバーμ,sは私たちだけものにしたい。という独占欲をあらわされていると思いませんか。今までの努力も思い出も私たちだけのものにして残したい、確かに分かりますが普通の高校生の学生なら展開的にこのようなことは起きないと思いませんか。女の子の嫉妬深さや独占欲も同時に人間の正直な心理としてあるということ感じますね。
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