クドカン作品で一番のお気に入り!
いまや超人気脚本家、宮藤官九郎さん脚本のドラマです。
宮藤官九郎さんのドラマの中では若干マイナーな気がしますが、私はこれが一番好き!
クドカンドラマ特有のテンポの良さ、ボケとツッコミの応酬…などは期待以上。
それに加えてキャストも最高。
特に小泉今日子さんの緩急自在な演技には毎回釘付けになります。
妄想力豊かな恋する乙女になったかと思うと、次の瞬間には女でも惚れそうな男らしさを見せたり。
小泉今日子さんがこんな役をできる女優さんだとは知りませんでしたが、少しでも見ると「この役をできるのはこの人しかいない」と思えます。
ストーリーの展開も面白い。
大まかに言うと、登場する男女が常にみんな片思い状態。
AさんがBさんを好きで、BさんはCさんを好きで、CさんはDさん…と、思いは常に一方通行。
三角関係、四角関係くらいなら他のドラマでもよくあるけど、ここまで複数の一方通行は他にない。
しかもその中でもそれぞれの登場人物の様々な思いが交錯し、関係はどんどん複雑に…。
展開のありえなさがどんどん病みつきになり、次々に起こる変化に目が離せません。
こうなるかな、という予想をしてもことごとくそれ以上の展開が待っていて、良い意味で視聴者の期待を裏切り続ける作品です。
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