パトレイバーの前哨戦になる究極超人あ~る - 究極超人あ〜るの感想

理解が深まる漫画レビューサイト

漫画レビュー数 3,135件

究極超人あ〜る

5.005.00
画力
4.50
ストーリー
5.00
キャラクター
5.00
設定
4.50
演出
4.50
感想数
1
読んだ人
1

パトレイバーの前哨戦になる究極超人あ~る

5.05.0
画力
4.5
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
設定
4.5
演出
4.5

「機動警察パトレイバー」ファンなら、この作品は外せない作品である。

この作品で、注目されて「機動警察パトレイバー」へとつながっている。

ストーリーとしては、マッドサイエンティストの成原博士によって作られた

R・田中一郎が光画部の撮影会に乱入し、春風高校に入学して、

はちゃめちゃワールドを繰り広げるというものだが、一人一人の

登場人物が面白い。

特に、鳥坂先輩は、私がいろんな漫画を読んだ中で一番キャラの濃い人物と

思う。

「まーかせて!」と言いながらR・田中一郎を袈裟固めにしたり、

自分自身の卒業がかかっているのに、修学旅行にバイクで京都まで行き、

日帰りで東京に帰って仕事をするという荒業。

しかも、メガネがないと、技の加減ができずないという設定。

私の中では、一番キャラが濃い人物だと思う。

このキャラ設定は後の「機動警察パトレイバー」の後藤警部補の昼行燈的行動

というか、何事に関しても、いい加減にやってるように見えるということに、

つながっているように感じる。

他にも、春風高校の校長先生。

本当に出番は少ないけれど、実はちゃっかり存在感のあるキャラで、

始業式や終業式で落語をするという設定も面白い。

他にも、癖のある人間が大量に出ているが、主人公である

R君の存在は消えずに、しっかりと話の内容を壊さずに、

続々と話が続いていくというのが、愉快痛快な作品であった。

あなたも感想を書いてみませんか?
レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。
会員登録して感想を書く(無料)

関連するタグ

究極超人あ〜るを読んだ人はこんな漫画も読んでいます

究極超人あ〜るが好きな人におすすめの漫画

ページの先頭へ