私の人生バイブル
さぁ!冒険だ!
初めてみたのは、小学生の時だったか…
まずは、「こわい」なんだこの絵!人間が抽象的、人の世界が抽象的!だからネズミの視点にぐぐっと入り込めた気がします。
そして、頑張り屋ガンバ、イカサマ、学者などそれぞれ、個性が強く、いつも足手まといのようなボーボでさえも、みなを救う働きをしてイタチのノロイと対峙していく…一匹じゃダメ、一匹かけてもダメなんだよって訴えかけられている気がして子供心に「友達が欲しい!」「仲間って大事!」だと思わせてくれました。
オープニングで元気がでる曲でウキウキして観る…そしてエンディングでやっぱりだめなんじゃないかと、がっくり落とすシュールな曲も最高です!
初めて人に顔があった気がする、ガンバが人間とふれあった回…何か顔があったことに意図を感じる。
トラさん的なネズミが出た回…時代を感じる。
そして、なんといっても劇画的なノロイ…いたちってかわいかった気がするのに…ネズミの視点になるとこんなになってるのかなぁ…と子供心に思っていました。
今は他に出されたみたいですが、当時は3冊(リスの話、ガンバ2冊)しか出していないという作者の斉藤敦夫さんにもひかれ、40歳すぎた今でも、精神的に落ち込むとガンバの小説を読み、アニメを見て人間不信を治す私のお薬アニメです。
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