親子でドキドキ、ハラハラを共有できるアニメ
この作品と出会ったのは私が小学生のころです。
一度は聞いたことのある、都市伝説や怪談話を、アニメにした作品です。
大人になってからも十分に、楽しめる作品だと思います。主人公は小学生の女の子、宮ノ下さつき
ある日、学校の旧校舎に迷い込んだ主人公さつきは、亡き母親の遺した日記を拾います。
そこで妖怪の天邪鬼に遭遇し、襲われるのですが、さつきの飼っている黒い猫、カーヤに天邪鬼を封印してしまいます。そんな天邪鬼を追い出すために妖怪たちを次々に封印していくさつき達
子供心に考えさせられる切ないお話しや、身の毛もよだつ怖いお話まで盛りだくさんでした。
個人的に、未だトラウマなのは、音楽室のベートーベンのくだりです。
エリーゼのためにを最後まで三回聞いてしまうと死ぬという内容なのですが、ピエロのオルゴールから流れるエリーゼのためには、本当に怖かったですね。観ている私自身も思わず、耳を塞ぎました。
人間とは面白いもので怖いのに興味のほうが勝ってしまうんですよね。大人となった今では夏休みの肝試しに親子で見るのも楽しいかもしれません。
それと、最初は敵だったはずの天邪鬼が主人公達と深い絆を築いてゆくのは見ていてほほえましかったです。
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