隣人
この本は、たまたま高校が同じでたまたまアパートが隣同士の男女が恋するお話です。
最初は、お互い気に入らなくて喧嘩越しでしたが、隣に住んでいるということもあり次第に気になり始めていきます。女の子の葵は料理がとても上手で、一方男の子の久我山はバイトに明け暮れており、まともにご飯を食べていませんでした。それを知った葵は、良かったらと一緒にご飯を食べようと誘い、そこから徐々にお互いの気持ちに気付き始めていきます。すれ違いをいっぱいしながら、幸せになっていくストーリーです。
私がこのマンガを読んで、これがきっと「運命」というものなんだろうと思いました。
たまたまアパート隣になってしかも高校まで一緒なんていうことは、絶対と言っていいほどありません。そんな2人だからこそ、恋に落ちていったのかなと思いました。
運命というのは、その瞬間はきっと感じることは少ないと思います。しかし後でよくよく考えてみたら、「もしかして、あれって運命だったんだろうな」と思うような事だと思いました。
そして、すれ違いが発生するというのも、相手を思い合って言えない事や相手の為にと勝手に思い込んでしまうからだと思いました。
素直になるのはとても難しいことだけれど、相手を本当に思うなら素直が1番だと思いました。
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