この時代のクリーチャーはやっぱりいいな
かなり古い映画なので若い年齢層の方はまったく知らない作品だと思われますが、 今でこそB級臭の強い作品ではあるものの、 当時ではそれはもう大層な迫力のあるホラー映画として話題をさらったものでした。 もちろんクリーチャーの造形だけでなく、そのシナリオの味わい深さも相まって、 映画としてもきちんと観れる作品に仕上がっていると思います。 ざっくばらんにシナリオを説明すると、 ある科学者が物質転移装置(どこでもドア)の開発に成功するものの、 自分自身を使って強行した人体実験の結果、 転移時に同じケースに入っていた蝿と混ざり合ってしまい 徐々に化物へと変容していってしまうという物語。 物質転移の仕組みはよくわかりませんが、 DNAレベルでの分解・複製・再構築という段階を踏んでいるのでしょうかね? 質量的な問題なら、蝿一匹程度は体内に取り込まれこそすれ問題はなさそうですものね。 いやまあそんな細かい事を考えてもしょうがないことですが、 この映画を観てから、どこでもドアがちょっと怖くなった人は少なくないと思います。
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