地球の未来の姿・「猿の惑星」 - 猿の惑星の感想

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地球の未来の姿・「猿の惑星」

4.54.5
映像
5.0
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
4.0
演出
4.5

製作されたのが、名優・チャールトン・ヘストンが華々しく活躍していた時代でもあり、既に45年も前(1968年のアメリカ映画)の映画になっていた。 この映画のラストシーンは、主人公のチャールトン・ヘストンが、海岸の波打ち際の砂に向かって地団駄をふむシーンであろう。 其れもその筈、観客も同じく予想もしなかった大ドンデン返し、ガックリする意表の結末が待ち受けていたのである。 このシーンだけは一回コッキリ観ただけで、100年経っても忘れる事が出来ないシーンであろう。 宇宙飛行を続けていた宇宙飛行船が故障のために、トある惑星に不時着する。 この惑星は猿が支配する惑星であった。 この猿たちは未だ人間ほどの文化、文明を有してはいないが、言葉を喋り、集団で道具を使用して生活をしていて、人間で言うなら弥生期から古墳時代あたりの生活をしていたのである。 不時着した人間の三人は猿たちに囚われ、虐げられ、やがて人体実験にされようとする。 猿たちは人間が言語を持ち、言葉を話すことに驚愕するのだが、主人公は、やがてサルの集団から脱出するのだが、その途中の渚で見た物は・・?。 尚、猿達をを演じる為に施された特殊メイク(ジョン・チェンバースによる)は、当時からすると相当なレベルの高さと言われ、飛び抜けて精巧なものだったと高い評価を受けた。メイク担当者はアカデミー名誉賞を受賞するが、この映画がきっかけでメイクアップ賞が設立されたという。

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