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- 地球の未来の姿・「猿の惑星」
4.254.25
- 映像
- 4.25
- 脚本
- 4.42
- キャスト
- 4.08
- 音楽
- 3.92
- 演出
- 4.25
- 感想数
- 6
- 観た人
- 10
製作されたのが、名優・チャールトン・ヘストンが華々しく活躍していた時代でもあり、既に45年も前(1968年のアメリカ映画)の映画になっていた。
この映画のラストシーンは、主人公のチャールトン・ヘストンが、海岸の波打ち際の砂に向かって地団駄をふむシーンであろう。 其れもその筈、観客も同じく予想もしなかった大ドンデン返し、ガックリする意表の結末が待ち受けていたのである。
このシーンだけは一回コッキリ観ただけで、100年経っても忘れる事が出来ないシーンであろう。
宇宙飛行を続けていた宇宙飛行船が故障のために、トある惑星に不時着する。 この惑星は猿が支配する惑星であった。 この猿たちは未だ人間ほどの文化、文明を有してはいないが、言葉を喋り、集団で道具を使用して生活をしていて、人間で言うなら弥生期から古墳時代あたりの生活をしていたのである。
不時着した人間の三人は猿たちに囚われ、虐げられ、やがて人体実験にされようとする。
猿たちは人間が言語を持ち、言葉を話すことに驚愕するのだが、主人公は、やがてサルの集団から脱出するのだが、その途中の渚で見た物は・・?。
尚、猿達をを演じる為に施された特殊メイク(ジョン・チェンバースによる)は、当時からすると相当なレベルの高さと言われ、飛び抜けて精巧なものだったと高い評価を受けた。メイク担当者はアカデミー名誉賞を受賞するが、この映画がきっかけでメイクアップ賞が設立されたという。
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他のレビュアーの感想・評価
まじで怖いです。
初めてみてからずっとゴリラの将軍?が忘れられません。ものすごく怖い。そしてリアルです。そのことがトラウマなのか、ゴリラのお面なんか怖すぎて、定番ホラーキャラクターよりも悲鳴がでます。猿の種類にあわせて惑星社会の中での役割を創り上げたのでしょうが、うまく考えられていると思います。ああいう警察(治安部隊)に追いかけられたら、心臓麻痺が起きてしまいそうです。お話はいかにもありそうなことで、なんとなく現実味があるように思います。最後のどんでん返し、これも恐ろしいですね。もしかしたら、スプラッター満載のグロテスクなタイプのホラー映画よりも怖いかもしれません。
4.54.5
おいパッケージ!
パッケージで豪快にネタバレしちゃってる事で随分有名な作品ですが、映画自体は、とてもよく出来た映画だと思います。それとパッケージバレに関して一つ言及すると、あれはそこまでネタバレというほどのものではないと個人的には思っています。自由の女神が沈んでる!?地球に一体何がおこったのだろう?と最初に興味を駆り立て、ストーリーを追うごとに、少しずつ少しずつ核心へと近づいていく。いえ、核心に近づくというより、結末を理解するためのヒントといった方が正しいでしょうか。そして、最後パッケージとストーリーがリンクした時、大きな驚きと共に、なるほどそういう事もあるのかもしれないな。と思えるのではないでしょうか。さすがの名作だと思います。それにしても、お猿さんは歴史や考古学にはあまり興味がないのでしょうかね。
3.53.5
史上最大のネタバレ
もう、この作品に関しては、見たことがない人でもラストシーンのことは知っているでしょう。なんたってパケ写に使われているんですから(笑)原作と異なり、猿たちがのっけから英語で話しているので、すんなり意思の疎通が通るうえに、テイラーたちは彼等の話も理解できちゃうわけですが…映画の尺に合わせた変更点であり、かつ、結果的にこの映画はまとまりよくできあがったな、という気がします。制作年代を考えても、猿たちのメイクはほんとーにすごい。コーネリアスの中の人の顔を、後年テレビで見ているのですが、そっちの顔は忘れちゃいました(笑)60年代の映画ですから、映像的には美麗だとかいうことはありませんが、風景のとり方、ドコドコパコパコいう音楽との取り合わせに味わいを感じてしまいます。そういうアナログ感も含めて、わかっちゃいるけど、やっぱりラストが好きです。
4.54.5
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