逃げるマッチョマン - バトルランナーの感想

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逃げるマッチョマン

4.04.0
映像
3.5
脚本
4.0
キャスト
4.0
音楽
3.5
演出
4.0

アーノルドシュワルツェネッガー主演の、同名小説を映画化した作品。 個人的にシュワちゃんの主演作では隠れた名作だと思っている好きな作品です。 舞台は独裁政権に支配されたアメリカ。 抑圧された大衆は、TVを観ることだけがストレスを発散する唯一の手段となっていた。 無実の罪で投獄された主人公ベンは、そのストレス発散のための人気番組、 『ランニングマン』に無理やり出演させられてしまうのであった。 アメリカって、この手の人の生き死にをショービジネス化するような設定って好きだよなあ。 日本でも似たような作品に「バトルロワイヤル」や「リアル鬼ごっこ」があげられるが、 独裁政権という形は一緒ながらも、大衆娯楽として扱う事はないところに、 互いの国の価値観の違いがよく出ている気がします。 今見ると映像としては確かに古臭いですが、 決して色褪せないおもしろさがある作品だと思います。

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