コマンドーのあらすじ・作品解説
映画「コマンドー」は、1985年公開のアーノルド・シュワルツネッガー主演のアクション映画であり、米軍特殊部隊の元隊長役をシュワルツネッガーが演じた。元隊長が、最愛の娘を誘拐されたところからストーリーは始まる。誘拐組織の目的は、元隊長のもつ高度な殺人能力により、某国の首相を暗殺することであった。指定時間までに暗殺しなければ娘は殺されてしまう。暗殺に向かう飛行機に搭乗後、見張り役の組織の人間を誰にも気づかれずに殺してしまい、動き出した飛行機が脱出、1人組織のアジトに向かった。アジトへの途上、スチュワーデスと出会い彼女の支援を得ながら組織のアジトに潜入した。そして、大銃撃戦の末、見事娘を助け出すという痛快アクションムービーである。 主演はシュワルツネッガーの他、共にアジトに向かうスチュワーデス役にレイ・ドーン・チョン、娘役にアリッサ・ミラノ、元上司役にヴァーノン・ウェルズ、監督は、マーク・レスターの作品である。
コマンドーの評価
コマンドーの感想
しゅわちゃん!
アーノルド-シュワルツェネッガー主演の通快アクション映画です。物語は元コマンドー部隊隊長(アーノルド-シュワルツェネッガー)がコマンド部隊を引退し、娘と二人でひっそりと生活してるところから始まります。 しかし何者かに娘が誘拐されてしまいます。犯人は主人公がコマンド部隊にいた時に攻撃目標とされて恨みをもっていた南米の独裁者です。それを知ったシュワちゃんは怒り狂い、強大な敵に立ち向かっていきます。また、部隊内部にもスパイがおり、単独武装で乗り込むことになります。映画の見所はシュワちゃんの無双具合ですね。また吹き替えが2つあるのもポイントです。
何が始まるんです?
手を出しちゃいけない相手に手を出してしまった、そんな悲惨な悪役達をばったばったと主人公がなぎ倒していく爽快アクションムービー。その吹き替え版における秀逸な翻訳で、一部のネットユーザーからカルト的な人気を誇っている今作ですが、吹き替えバージョンが2種類存在するところには注意が必要となっています。私は普段、洋画は字幕で観るタイプだったのですが、この映画をきっかけにして、気に入った映画は吹き替えも観るようになりました。字幕翻訳って、結構説明的で簡素じゃないですか、そこが妙に想像力をかきたててくれたりもするのですが、吹き替えを観ると、細部のリアクションからやりとりまでわかりやすく表現してくれるのが魅力的ですよね。翻訳する人によって、もちろん大きく違いはありますが。話が脱線しましたけど、この映画は間違いなくオススメの映画です。
過激なアクションと迫力
主人公はかつてコマンドー部隊の隊長でもあった猛者です。引退して娘と二人で暮らしている所を、何者かに襲撃され娘が連れ去られます。犯行はかつてコマンドー部隊によって攻撃されて恨みをもっていた南米の独裁者でした。部隊内に裏切り者がいたのも原因でした。娘を取り戻すためにかつてない強力な戦士が圧倒的な兵力差のある敵に立ち向かいます。本作はとにかく激しいアクションや戦闘シーンの連続で、もはや難しい言葉はいらず純粋に頭を使わずただ楽しめばいい作品です。女性が途中から戦闘に参加して笑えるシーンにもなります。爽快で戦争エンタメの良作です。難を言うならやや直接的な残酷表現が目に入りますが、そのへんは仕方ないでしょう。
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