千葉県と「間」 - 幕張サボテンキャンパスの感想

理解が深まる漫画レビューサイト

漫画レビュー数 3,135件

幕張サボテンキャンパス

4.004.00
画力
3.50
ストーリー
4.50
キャラクター
4.50
設定
4.50
演出
4.50
感想数
1
読んだ人
1

千葉県と「間」

4.04.0
画力
3.5
ストーリー
4.5
キャラクター
4.5
設定
4.5
演出
4.5

しなっちことみずしな先生の代表作、幕張サボテンキャンパスです。 千葉県に存在するという設定の架空の大学を舞台にした作品であり、その大学に通う 主人公の柏明日香らキャラクターたちによるドタバタギャグコメディである。 この作品における最大のポイントはやはり「千葉県」推しであることだろう。 舞台が千葉県であることを始めとして、主要キャラクターの多くが千葉県に存在する 駅名から名づけられているなど千葉県に関するご当地ネタがこれでもかというほどに疲労されている。ゆえに、みずしな先生は当然千葉県出身なのだろう、と思いきや先生の出身は東京だとか。 とはいえ千葉県ネタだけではさすがに人気が出るわけもない。 このサボテンキャンパスをはじめとしたみずしな先生の作品に共通する特徴は 「間」で笑わせることである。 もちろん言葉や動きによるネタも多いが、随所に「間」によってネタを成立させている部分が見られる。おそらくみずしな先生のファンの多くはこの「間」に引き込まれたのではないだろうか。

あなたも感想を書いてみませんか?
レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。
会員登録して感想を書く(無料)

関連するタグ

幕張サボテンキャンパスを読んだ人はこんな漫画も読んでいます

幕張サボテンキャンパスが好きな人におすすめの漫画

ページの先頭へ