平安時代のいまどき少女マンガ - きらきら馨るの感想

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きらきら馨る

5.005.00
画力
4.00
ストーリー
5.00
キャラクター
5.00
設定
4.00
演出
4.00
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平安時代のいまどき少女マンガ

5.05.0
画力
4.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
設定
4.0
演出
4.0

平安時代のお姫様と東宮(今で言う皇太子)の物語です。20年も前のマンガだけど、今読んでもまったく遜色ありませんよ。絵はキレイとカワイイの中間でしょうか。昔の言葉と現代の言葉を併用しているので、さらさらと楽しく読み進めることができると思います。ここからはネタバレなのでご注意ください。始まりは自害して黄泉の国で案内人をしている主人公沙桐と、病に倒れて黄泉の国をさまよう陽朔(東宮)の出会いから。病に加えて東宮という重荷に耐え切れず三途の川を渡ろうとする陽朔は、許されない恋に苦しみ自害した沙桐に諭されて生き返る決意をします。黄泉の国での僅かな時間の中で心通わせる二人の間に芽生えた恋心は、陽朔が現世に戻ったことで打ち砕かれたかのように思われますが、その後生き返ることが許された沙桐と現世で思いもよらない形で再会することになります。陽朔の弟である弾正尹宮と、帝(今で言う天皇)の弟である中務卿宮の組み合わせというBL要素的なものも含まれますが、さらっと軽やかに描かれているので苦手な方も大丈夫だと思われます。

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