戦う! セバスチャンのあらすじ・作品解説
戦う! セバスチャンとは1999年より「ディアプラス」にて連載、その後月刊ウィングスやウンポコなどでも連載されていた池田乾原作の漫画である。ディアプラスがBLを題材とする作品が多い中でこの作品は軽いキス表現程度とボーイズラブ作品としての表現があまりないものとなっている。 ストーリーはドイツのフランクフルトらしき都市を舞台にデーデマン家に仕えるその町で最強の男と称される主人公のロード・セバスチャンとその周辺で起こる様々なトラブルを描いたコメディ漫画である。 単行本は2002年より「wingcomics」にて販売されており全8巻である。雑誌の中での人気の影響もあり今作のドラマCDが雑誌の付録になることもたびたびあった。 ウンポコが休刊したため連載が終わってしまったが、「月刊ウィングス」にて続編が、「ウェブマガジンウィングス」で主人公の過去を描いたものや番外編が連載されるなど人気の高さを伺うことが出来る。
戦う! セバスチャンの評価
戦う! セバスチャンの感想
最強の男、セバスチャン!
デーデマン家最強の執事・セバスチャン!なにもかもが規格外すぎて、すさまじいです。仕事を中々やらないご主人様の世話一つも大変なのに、何年前からいるか分からない正体不明のヘイジと美少年大好きのデーデマン家前当主、人間なのか怪しいお向いのヨーゼフさん。キャラがとりあえず濃すぎて!濃いだけならマシかもしれませんが、火薬で家を大破させたり壁に穴を開けたり巣を作ったり、銃をぶっ放したりとやりたい放題。セバスチャンも投げやりになってくると全員落とし穴に落としたり、休みは書類上にしか存在しないなどこの家はもうセバスチャンなしでは成り立たなくなっています。セバスチャンの他に使用人がいるのですが、ハイジの世話係のメイドとA君B君(笑)の三人で、この三人ではまだまだ手におえないのでデーデマン家の人間に振り回されています。ドタバタコメディ漫画ですが、バトル?的な要素もあり、シリアスモードなんか一切なくひたすら面...この感想を読む