きらきら馨るのあらすじ/作品解説

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きらきら馨る

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きらきら馨るのあらすじ・作品解説

「きらきら馨る」は、1995年9月号から2002年6月号まで新書館「ウィングス」にて連載されていた高橋冴未の漫画作品である。単行本は全12巻、文庫本は全8巻、刊行されている。 2014年7月にはこの作品の続編となる「童殿上なんかするんじゃなかった!」が12年ぶりに新書館より発売された。 この物語の主人公は、自殺してしまったことにより黄泉の国で300年もの間働かされていた沙桐。沙桐の殿上童に変装した時の名前は薫という。その他の登場人物としては、黄泉の国で沙桐と出会う19歳の陽朔、陽朔の異母弟で世渡り上手な弾正尹宮、陽朔の父親の中務卿宮、沙桐の妻の志野、沙桐の姉の栞姫などがあげられる。 失恋したことで自殺をしてしまった沙桐は、三途の川で黄泉の国に迷い込んだ陽朔の魂と出会う。沙桐と陽朔は恋におち、生まれ変わったら再びめぐりあい、一緒に幸せになろうと約束をする。しかし、沙桐は来世ではなく元の世界に生き返ってしまうというストーリーである。果たして2人の恋の行方はどうなるのか!?

きらきら馨るの評価

総合評価
5.005.00
(1件)
画力
4.004.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
4.004.00
演出
4.004.00

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きらきら馨るの感想

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平安時代のいまどき少女マンガ

平安時代のお姫様と東宮(今で言う皇太子)の物語です。20年も前のマンガだけど、今読んでもまったく遜色ありませんよ。絵はキレイとカワイイの中間でしょうか。昔の言葉と現代の言葉を併用しているので、さらさらと楽しく読み進めることができると思います。ここからはネタバレなのでご注意ください。始まりは自害して黄泉の国で案内人をしている主人公沙桐と、病に倒れて黄泉の国をさまよう陽朔(東宮)の出会いから。病に加えて東宮という重荷に耐え切れず三途の川を渡ろうとする陽朔は、許されない恋に苦しみ自害した沙桐に諭されて生き返る決意をします。黄泉の国での僅かな時間の中で心通わせる二人の間に芽生えた恋心は、陽朔が現世に戻ったことで打ち砕かれたかのように思われますが、その後生き返ることが許された沙桐と現世で思いもよらない形で再会することになります。陽朔の弟である弾正尹宮と、帝(今で言う天皇)の弟である中務卿宮の組み...この感想を読む

5.05.0
  • chiyusanchiyusan
  • 389view
  • 452文字

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