箱庭遊戯のあらすじ・作品解説
箱庭遊戯は、田中文の漫画作品である。ジャンプSQ.19 にて2014年3月から連載を開始、2015年1月で終了、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、高校1年生の裏波淳真（うらなみあつま）が、真人の妹・真理と再開したことから始まるサスペンスサイコホラー。 裏波が深山白駅で電車を待っていると懐かしい人を見かけ、真理と呼びかけると、振り向いた少女は淳真くんと返事した。懐かしさのあまり一緒に帰宅し、小学生の頃の話をすると、この町に戻ってきたという。裏波は幼馴染の宗二郎に真理のことを話すが、今になって帰ってきた理由を聞いていないことに腹を立てている様子。実は6年前、真理の兄・真人（まなと）は、課外授業中に行方不明になっていた。 真人が行方不明になった当時、裏波は関係ない学年だったのに課外授業について行ったことから、真人の同級生である宗二郎から事件のこと聞かされたのである。そして、事件後、真人の家族はこの街を出て行ったのだった。帰宅した裏波は、宗二郎から一通のメールを受け取る、そのメールには、真人が帰ってきた、今小学校にいる、というものだった。
