南紀の台所のあらすじ・作品解説
南紀の台所とは元町夏央原作の漫画作品であり、2014年度よりジャンプ改により連載されている作品である。また、この物語の主人公が観光地を案内する観光ガイドブックも存在している。 この作品は、東京で生活していた円城寺夫婦が仕事の都合で紀伊半島に引越しをする形で始まっていく。これまで東京で何不自由ない暮らしを送ってきた二人であるが、引越し先は小さな港街。だが、この紀伊半島は山、川、海。それら全ての面において恵まれた環境を持っており、優れた食材が数多く存在する。そんな食材を調理していくのが主人公である円城寺欄、彼女がこの紀伊半島に存在している珍しい食材を創意工夫を凝らした調理によって、優れた料理を作り上げていくというのが話の流れである。この食事に対するリアクションも見所であり、絵の中にあるだけなのに思わずヨダレが出てしまうような、美味しさが伝わってくる。また、作品の舞台となる紀伊半島の魅力を知れるというのも長所と言える。