レストー夫人のあらすじ・作品解説
レストー夫人は、三島芳治の原作漫画である。アオハルオンラインにて2013年から連載を開始、単行本として2014年8月20日までに全1巻を刊行している。原作者は、商業誌への連載を経て以降も同人誌の制作を継続しており、自主制作漫画即売会「COMITIA」に「パターン・レコグニション」や「ゲームの日」、「いとこリローデッド」などの作品を出展している。 ある学校では2年生になると、7クラスすべてが同じ題名の劇を、異なる台本を制作して上演しなければならない。その演劇は「レストー夫人」、はたしてどんな台本が完成するのだろうか。 あるクラスでは、劇を制作するための主人公を選んでいる。主役に選ばれたのは志野さんで、少し西洋風な顔立ちで誰から見てもきれいなことが理由であった。 いざ、劇の練習が始まると、志野は自分の言葉のようにセリフを語る、それもそのはず志野のいつもの言葉遣いは台本のようであったから。そんな演劇制作の記録係りである鈴木と志野は、いつしか二人で食事を共にしたり、劇とは関係のない会話をするようになる。そんな時、志野は鈴木にあることを打ち明けるのであった。