あーちゃんとででのあらすじ・作品解説
あーちゃんとでで は、坂木原レムの漫画作品で、グランドジャンプ誌上にて2013年4号から連載を開始、2013年22号で終了、単行本として全1巻を刊行している。 今作品は、ある夫妻に飼われている猫のデデと夫妻の赤ん坊・あーちゃんとの日常を描く猫ハートフルストーリーである。 デデは毎日のブラッシングを楽しみにしている普通の猫で、静かで充実した毎日を過ごしている。そんな時、奥さんが産気づき病院に行くことに。1週間後、夫妻を人間の赤子を連れて帰ってきた。それからというもの、デデはあーちゃんをあやす仕事を与えられるのだが、しっぽを振ってかまってやるとしっぽを強く握られたり、ラップの芯で叩くことが流行すると芯で狙われたり、優しくなでてくれるかと思うと毛をむしられたりして、赤子が成長し攻撃力機動力ともに向上していることを実感するデデ。 そして、夫妻が赤ちゃんにかかりきりになり、餌を忘れたり、以前なら毎日していたブラッシングの回数も減っていく。寂しさを感じたデデは開いている窓を見て出ていこうかと考えていると、あーちゃんが初めて「でで」と喋った。デデはもう少し一緒にいてやろうと思う。