誰かに甘えたかったんじゃなくて 必要とされたかったんだよね
新井里沙
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漫画レビュー数 3,136件
全てに疲れた日に読みたくなる。朝食と女性たちの物語。どんなにつらくても、どんなに悲しくてもお腹はすく。涙しかない夜。それでも、朝はやってきてしまう。そんなどうしようもない朝、目の前に素敵な朝ごはんが現れたら。きっと多くの女性が救われる。主人公の麻里子、その友人たちも朝ごはんに救われる女性たちです。ドラマの主人公やアイドルのような特別な女性たちではなく、ごく普通のアラサー女性たち。まるで自分のような女性たち。私はいつも、主人公たちの経験や会話に自分が重なります。恋をして仕事をして美味しいものを食べて。その一瞬の表情は、どの女性にも通じるはず。心が疲れた日、私はこの「いつかティファニーで朝食を」を読み、つかの間のホッとする時間を味わいます。「こんな気持ち、私だけじゃないんだ」「そう!こういう時って本当にそう」アラサー女性の微妙な心の揺れ動きを肯定してくれる漫画です。絶妙なタッチで描かれる朝...この感想を読む
朝食がテーマの作品ですが、30代の女性の悩みや葛藤が描かれている作品です。 4人それぞれが仕事や恋愛など悩みを抱えていて、今を生きる女性なら、自分の姿を重ね合わせてしまうキャラがいるんじゃないでしょうか! 主人公がなかなか幸せになれなくて、読んでいて切なくなることもあるけれど、リアルな30代の女性なんて、仕事や生活に終われて、クタクタな人の方が実際は多いし、リアルだなと思います。 男性キャラが一見素敵な人も実はダメなところが多くて、それもリアルで惹かれちゃいます。 実際に王子さまみたいな男性なんて現代には少ないし! 毎回、美味しそうな朝食が描かれていて、何ヵ所か実際にお店にいきました。 朝食の絵がリアルでとても美味しそうで、読んでいるだけでもお腹が空いてきます。 トリンドル玲奈さんの主演で深夜にドラマ化もされていて、漫画とは違うお店が出てきたりしていましたが、この映像をみてもとにか...この感想を読む
よみがな:さとうまりこ 年齢(作品時):28歳 性別:女性 国籍:日本 住まい:代々木上原 所属:バンシュランク 性格:気が強いけど少し抜けている 価値観:自分の気持ちに逆らわず、大事にしてるものを大事にしたい 趣味:朝ごはん巡り 好きな食べ物:朝ごはん 物語上での目的:自分の理想の朝食を求める
よみがな:あくつ のりこ
新井里沙
恋にも結婚にも懐疑的だったけど、 故郷で学生時代に気になっていた彼と 再会して、「次」に進みそうになった時、 一歩進むことを決断して。
佐藤麻里子
彼氏と別れ一人暮らしを始めた麻里子。友人達と朝食を囲むようになり、飛び込んでみないとわからない事もたくさんある事に気がつく。そんな時に出た前向きなセリフ。
佐藤麻里子の母
主人公が数年ぶりに実家に帰ると、 中学生の頃に飼うと決めた犬が余命わずかだった。 看取った次の日の朝、食欲もない娘に、 母がかけた言葉。