南国トムソーヤのあらすじ・作品解説
南国トムソーヤは小沢高広と妹尾朝子の男女ユニットよるうめによる作品であり、月刊コミック@バンチで連載されていた冒険漫画である。 主人公の狩野千晴は東京から遠く離れた沖縄の離島羽照那島に留学してきたところから物語はスタートする。 現地ではマンタに乗ったり、ヤギの解体が日常的に行われ、神様が宿る神聖な場所など、初めての体験尽くしで戸惑う千晴であったが、リンドウという少年と出会うことで次第に羽照那島の生活に興味を奪われるようになる。 亡くした母の言葉を胸に「誰よりも遠くへ」という意思を固くする千晴は、神様の声が聞こえるというナミとの出会いや、学校の先生の朝倉スズの影響もあり、羽照那島のさらに遠く、奥深くへの冒険へと進んでいく。 少年たちの友情や恋愛、沖縄県の民俗学、海洋古代史などの要素を交えながら、現地のリゾート開発による最近の環境問題に深く切り込むなど、沖縄が持つミステリーや様々な問題を印象的に描いている。
南国トムソーヤの評価
南国トムソーヤの感想
南の島での生活
南国トムソーヤはうめ先生の作品です。南の島へ引っ越した少年と、その島にすむ人たちと暮らしを描いた漫画になっています。舞台は南の島・羽照那島で沖縄から500キロ離れた島で携帯もつながりません。主人公は狩野千晴という男の子です。いきなりマンタに乗ってる少年に出会ったり、ヤギをさばいたり、物々交換をしたり離島ならではの生活をしている人々に出会い、それに驚きながらも徐々に島に慣れて行きます・・・・・・。私も沖縄の近くの離島の出身なんですが、ヤギや物々交換は全然あるけど、さすがにマンタに乗ってる少年はありえないですよね。見たことも聞いたこともないよっと漫画ながらつっこんでしまいました。