イヌナキのあらすじ・作品解説
イヌナキは、石川優吾による漫画作品で、ジャンプ改にて2012年Vol.1から連載を開始、2013年Vol.6で終了、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、犬と人が紡ぐ心温まるハートフルストーリーとなっており、さまざまな犬と人との関わり合いを描いている。 周囲に高層マンションが立ち並ぶ田園地帯。夏の休暇で孫・ミキと実家に里帰りをした娘・幸子は、父が死んだはずのチャッピーの餌を用意していることに気づく。年老いた母が、最近、毎晩餌をやっているといい、やめても聞かないと話す。孫のミキが夕食を終え、祖父の様子を見に行くと今日も餌をやる準備をしている。そのまま様子を見ていると白い犬が来て餌を食べた後、ボールを使って遊んでいるのだった。 アルバムの中の犬の写真を見たミキは、白い犬が写っているのを見つけてさっきの犬だと幸子に話している。風邪をひかないようにと祖母が羽織るものを持って行くと白い犬がいた。祖母が新婚の頃、この家にいた白い犬・シロのことが頭に浮かぶのであった。
