つきロボのあらすじ・作品解説
つきロボは、中平正彦の漫画作品である。ウルトラジャンプ誌上にて2011年1月号より連載を開始、単行本として全3巻を刊行している。 今作品は、人類が月で生活する近未来を舞台に、アニメ大好き少女の山本つきひがあるものを探す旅に出るSF冒険コメディーである。 月面魔神グラドゥルスをこよなく愛する12歳の山本つきひは、昔の人達はわかっていないと思う。このロボットアニメはつきひの父親が子供であった、およそ20年前に放送されたが、当時は人気がなかった。 つきひはアニメを一緒に見たいと父に伝えると、手が離せないという返事、そこで友人・るねに連絡を入れるが、ルナホッパーの試合中だった。試合はルナとカントクのチームの負け、しかし、本来はエースのつきひが出場しなければならない試合だった。ルナのチームが使用しているのは一般車の改造機、勝利したチームのものは人工知能を備えている最新型の無人機である。「人類対電子頭脳ロボ」の対決に燃えるつきひは、次の試合に出場し、必殺技「グラドゥルス・フルバースト・ナックル」をぶちこむ。試合後、カントクがそんなに好きなら月にあるグラドゥルスでも探せよと言うと、つきひの表情が変わった。