パチスロイカレポンチのあらすじ・作品解説
パチスロイカレポンチは、ガイドワークス刊行のパチスロ必勝ガイド・パニック7に掲載された、パチスロの勝つ方法をまとめた漫画である。単行本全2巻、コミックシーモアなど電子書籍化もしている。作品に関わった人物は、パニック7のメンバー4人であり、パチスロのライターや漫画家として活躍している現役である。監修のういちはライター兼漫画家であり、この作品の他に「漂流者ういち」の代表作がある。作画は漫画家グラサン夫人で、夫の同業者グラサン師匠の協力を得ている。グラサン師匠は、「ヘレン」や「シマスター」などの言葉を生み出した。漫画家サマンサ三吉は、「大阪いてまえスロッター万枚くん」の漫画やパチスロ必勝の本を出している。 この物語は、サマンサ三吉に崇拝者ういちがパチスロの妄想を希望通りに実現していく。ういちの膨大な知識と実践を基に、修正と削除、状況の変化に則した対応をまとめ、彼の身に付けてきた攻略法と流儀を紹介している。
パチスロイカレポンチの評価
パチスロイカレポンチの感想
あの頃だからこそ
現役パチスロライター「ういち」氏を一躍有名にしたのがこの作品でしょう。当時、ういち氏と言えば四号機の高い爆発力を持った「吉宗」にハマっておられ日々いかに吉宗で常勝出来るかを考えておられました。それをグラサン夫人がマンガにしたのがこのイカレポンチです。この作品の中でういち氏は非常に個性的なキャラクターとして描かれ、吉宗自体の人気もありういち氏とイカレポンチは高い人気を得ました。私など後にテレビでういち氏を拝見したときに、イカレポンチのイメージが強すぎて違和感を覚えたくらいです。もっとも今読み返すと正直、古臭さを感じずにはいられません。あの当時だからこそ高い人気を得た作品だと言えるでしょう。