ときどき意味もなくずんずん歩くの評価
ときどき意味もなくずんずん歩くの感想
電車、人前で読むのは注意。だって、ぜったい笑うから。
半分以上が旅の話です。旅の仕方あたりの話が、結構おもしろい。爆笑!という笑いではなく、「にやり☆」とする感じ。だから、決して電車や人前で読んではいけないと、私の中で決めている本です。何気ない日常の生活の表現が脱力系すぎて、変に癒しを感じてしまうのは私だけでしょうか?ことばの言い回しが、おもしろいんですよね。で、時々、ぶっ飛んだことを言う。さばさばした、語り口なのに、妙に心に残る感じとでも言うのでしょうか・・・。旅先で迷子になろう!とは、きっと誰も思わないですよね。なんていうか、本のなかで面白おかしく自分が振り回されている、そんな気持ちになるけど、悪くない。何回読んでも、楽しめる、読み返して楽しみたい本です。