池袋ウエストゲートパークの評価
池袋ウエストゲートパークについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
池袋ウエストゲートパークの感想
平成を象徴する推理小説
文体の読みやすさ通常推理小説というと時代や場所、登場人物の描写が多くて背景を推測するために読んでいて疲れることが多かったのですが、(例;金田一耕助の事件簿)この作品についてはスキップするかのごとく2時間程度で1冊も読み終えることができました。しかもその2時間というのは本当に面白いアクションムービーを見た後のような爽快感とスピード感があります。石田衣良さんは俳句でも勉強したのかなと思うぐらい文章がキレッキレでとにかくスピード感が読み手を疲れさせないという特徴があります。登場人物の人柄登場人物其々のキャラが(悪役を含め)しっかりとしている為、それぞれわき役が主人公としての別の続編までも楽しめるというところに石田さんの作品の面白さがあります。こんな奴自分の周りにも本当いそたな!こういうこと裏でありそうだな実際。。なんて思いながら話が展開していきます。また、主人公の「まこと」なんてチンピラでも...この感想を読む