ノラガミの感想一覧
漫画「ノラガミ」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
神様と人間を結ぶストーリーで面白い!!
まず初めに、夜ト様超かっこいい!!そして、夜トの神器である雪音君がかわいらしいところがあって、さらにヒロインである壱岐ひよりちゃんが夜トのことを想っている(最初のほうではなかなか依頼を達成してくれていないから付き添って催促していたのですが…)ところがいいです。そんな話はさておき…そうですね、まず初めに夜トの神器であった伴音が夜トの神器をやめて、まさか天神様の神器になるところとか、夜トと毘沙門の関係や夜トと野良(緋ちゃん)の関係、そしてなんといっても、夜トの本当の名が夜卜(やぼく)ということがなかなかに驚きがありました。考察なのですが、父様と呼ばれる、夜トにとっては創造主並びに父親に当たる人物なのですが、彼が行っている所業の数々に関して天は気づいていない風に描かれていますが、毘沙門が行った(単行本16巻参照)ように直ぐにとはいきませんが、少し時間をかけてみたら見つけることができますし、読ん...この感想を読む
疑問と考察
ノラガミは神々の話です。一通りアニメも漫画も見て読んだのですが、疑問に思ったことがありその1つノラガミというタイトルの由来はなんなのか。こちらについては自分の中で勝手にこうじゃないかという考えがあります。それは作中にも出てくる複数の神につかえる野良という存在から来ているのでは?という考え。最近ですと毘沙門天が己の目的のために野良を雇うなどと何かと野良の存在感かでております。その中でも、やととずっと一緒にいたひいろという野良は特別で野良の中でもおそらく一番神につかえていると思います。そのひいろがこの先 神をも超えた神になるのではないかなどと考えています。やとに捨てられた今ひいろは何かをするに違いありませんのでこの先の話が楽しみです。福の神しかもてなかったはずのはふりの器にゆきねがなれたのもやとが過去を更生してやと自身が変わったからだとするならばこの先 野良が神になるのも考えられる。やとは父様...この感想を読む
私は大好きな作品です。
祀られるお社を持っていない神様夜トがいつか自分のお社を建てることを目標に5円で様々なお願いを叶えて布教活動している中でひよりや雪音などに出会って、色々なトラブルに巻き込まれていくというお話。神様だというのに、夜トがとても人間くさくてすごく親近感がわきます。ひよりは一風変わった境遇に置かれますがそれを悲観するわけでもなく、夜トと共に行動することになります。まだコミックは完結していないので先々どうなるか分かりませんが、二人の関係性の変化も気になります。またキャラクターが魅力的で、話もとても面白いので私はとても大好きな作品です。アニメ化もされるそうで、楽しみです。
雪音と夜ト
表紙の通り、雪音がメインの内容となっています。2巻からコンビニの募金箱のお金を盗ったり、悪事を働く雪音。そのせいで夜トがどんどん弱っていきますが、もうボロボロになってしまいます。雪音のどうにもならない悲痛な叫びが苦しいです。胸がいっぱいいっぱいになって息が詰まりそうになります。自分は既に死んでいる。学校という場所での思い出も何もない。友達もいない。同じ年頃の子達があたりまえに過ごす時間が自分にはどうやっても手に入らなくて、苦しくて悲しくて。今まで我慢していたものがすべて爆発してしまった雪音。雪音と夜トの関係がさらに深まった3巻だと思います。ただ、内容も内容だけあって今回はギャグ少なめでした。