ナースステーションのあらすじ・作品解説
ナースステーションは、原作を高山よしのり、作画を田中つかさが担当した漫画作品である。スーパージャンプ誌上にて1988年11月号から連載を開始、1990年12月号で終了、単行本として全5巻を刊行している。 今作品は、陵成会総合病院を舞台に、主人公で看護学校に通う北川を中心にして医療業務や患者との関わり、日常生活などを描いている。 時間は深夜の12時、後30分で準夜勤が終わる頃、急患の受け入れ要請が入った。病院に搬入された急患はさっさと処置しろ！、と怒鳴っている。そんな急患の態度や体から流れる血を見て、新人ナースの吉野は怯えてしまうのだが、北川が治療してほしくないんですか、と穏やかに諭す。 治療中、ヤクザの若松が訪れ、昭二、警察になにか喋ったか？と聞くが、い、いえという答えに満足したようにその場を立ち去る。北川が帰宅の途についたのは午前3時で準夜勤の規定から3時間も延びてしまい、翌日の授業中眠りこけてしまった。しかし病院に戻ると昭二と呼ばれていたあのヤクザがトラブルを起こし、ナースたちに嫌がられていた、そんな昭二でも患者と呼ぶ北川に対処が一任されるのだが。
