最終シスター四方木田のあらすじ・作品解説
最終シスター四方木田は、漫画雑誌ウルトラジャンプに連載されていたイラ姫原作の日本の青年漫画。愛蔵版コミックスは全2巻。 人々の人生が行き詰まった時に、突如現れ、次々に起こる怪事件を主人公・シスター四方木田がひたすらに傍観するギャグ漫画。シスター四方木田の全ての物事を自分の都合のよい形に解釈し、何が起きても動じず揺るがないスタイルによって、本来、シスターの導きを必要とする人々が自分自身で解決しようと試み、呪いから解放されるという奇想天外なストーリーが笑いを誘うと共に、ハッピーエンド満載のオムニバスのため、夜眠る前に読みたい作品として親しまれている。打たれ弱く、病んだ心に陥りやすい現代人を笑い飛ばす力強さだけでなく、溢れる食欲によるみなぎる皮下脂肪、荒い鼻息、圧倒的な暑苦しい存在感も兼ね備えたシスター四方木田の虜となり、彼女の様に自由にあるがままに生きる道があるというメッセージを感じる読者が少なくない。コミックス未収録のストーリーが単行本1冊程度あり、刊行が熱望されている。