カメレオンジェイルの評価
カメレオンジェイルについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
カメレオンジェイルの感想
井上雄彦氏の異色作
珍しい「請負人」もの井上雄彦氏というと、デビュー作「楓パープル」をはじめとするスラムダンクなどのバスケットボール漫画や、バガボンドなどの歴史ものが有名であるが、このカメレオンジェイルはアメリカを舞台に、特定の人物に完全に変身できるという特殊能力を使って事件を解決する「請負人」ものという珍しい作品である。井上雄彦氏は、シティハンターで有名な北条司氏のアシスタントをしていたが、この作品には画風に北条司氏の影響も散見され、作品自体危険請負人という、「裏の仕事人」という設定もシティハンターの影響があるのではないかと思われる。今の作風とは全く違うコミカルな描写もあり、井上氏の作品の中でも異色と言える。主人公は東洋人と思われるため、なじみやすい主人公は「ジェイル」と呼ばれており、アメリカが舞台のため正直どこの国籍の人間なのかよくわからない。しかし、普段危険請負人の仕事以外では寿司バーで働いている描...この感想を読む