アグリッパ-AGRIPPA-のあらすじ・作品解説
アグリッパ-AGRIPPA-は内水融の原作の漫画で、ジャンプSQ19より連載、全4巻の単行本を発行している。主人公はガリア戦記で知られるガリアの英雄・ウェルキンゲトリクスである。漫画はガリア戦記に基づきつつもジャンプ流のキャラクター付けやストーリーが特徴となる。 舞台は紀元前1世紀のガリア。ガリア征服を目指すカエサルは、ガリアの独立を目指す若き英雄ヴェルチンの抵抗に直面する。ヴェルチンは、各部族に対してガリア人の誇りと独立を説き、ついにゲルゴヴィアの戦いでローマ軍を撃退することに成功した。 ガリア戦争勝利後にガリア王の座を狙うリタウィクスや、ウェルチンを支える族長コンミウス、従兄弟のヴェルカッシ、そしてタラニスなどの協力を得てローマとの対決に臨むのだが、カエサルは実利を用いて部族の分断を図りつつ、壮大な戦略を用いてガリア軍を迎え撃つ。 ガリア戦争後にローマ人の養子となったタラニスには、新たな運命が待ち構えていた。