孔雀王のあらすじ・作品解説
孔雀王は1985年から1989年まで週刊ヤングジャンプで連載された荻野真による漫画作品。コミックスは全17巻。 物語は、退魔師である孔雀が化け物退治をする連作エピソードから始まり、最終的には、世界転覆を目論む闇の密教集団である六道衆との最終戦争に至る。非常にスケールの大きなストーリーで、1988年には三上博史とユン・ピョウの共演による映画にもなっている。 さらに、アニメ化もされ、1988年から1991年にかけて全3巻のOVAとして発売、そして、1994年には「真・孔雀王」のタイトルで再度OVAが発売された。 また、原作には多くの続編がある。サブタイトルはそれぞれ「退魔聖伝」、「曲神記」、「ライジング」「戦国転生」で、その内の前者2つは孔雀のその後を描いたストレートな続編である。ちなみに、「ライジング」は、若き日の孔雀を描いた前日譚であり、「戦国転生」では、戦国時代にタイムスリップした孔雀の活躍を描いている。