どんまい!のあらすじ・作品解説
どんまい!は、原作を矢島正雄、作画を若狭たけしが担当した漫画作品で、スーパージャンプにて2001年21号から2003年3号まで連載、その後2005年19号から2006年2号まで連載し終了、単行本として全4巻を刊行している。また、NHKによりドラマ化されており、2005年11月14日から12月22日までよるドラシリーズで放送された。 今作品は、介護現場を舞台にしており、研修中の新米介護ヘルパー・里見優(さとみゆう)が訪問介護で騒動を巻き起こし、苦情の嵐を受けながらも、どんまい!な気持ちで要介護者やその家族に接することで小さな希望が芽生え、成長していく姿を描いている。 東京巣鴨。おばあちゃんの原宿とも言われているこの町に拠点を置いているのが介護センター「きぼう」である。 ある日、里見は真壁隆の担当を任されることになった。真壁は半身に麻痺が残り自暴自棄になっている人物で、以前は周囲から仕事人間で知られていたという。さっそく、真壁宅を訪問する里見は真壁が3人家族であることや、妻はパートに出てから会話がなくなり、息子の洸一は引きこもり状態であることを知るのだった。