魔法使いの弟子たちの評価
魔法使いの弟子たちについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
魔法使いの弟子たちの感想
新しい「超能力モノ」か? パニックストーリーか?
致死率100%の新興感染症“竜脳炎”から奇跡的に生還した3人。病院内で隔離生活を続けるなかで、「後遺症」として特殊な能力をそなえてしまったことに気づくが…。という、超能力がらみのお話です。近年、著者は特殊能力に関心が高いようですね(「オルファクトグラム」という超嗅覚の話がありますが)冒頭から突然話がはじまり、あれよあれよという間に展開していくので、ついていくのが結構大変です。メディアとの衝突、医療関係者との対立など、考えられうる障害が次々立ちはだかってきますが、能力者三名のキャラの違いが少しふんわりしていて、そこがちょっと不満です。特に女性キャラの描写が、なんとなくステレオタイプなふうに見えてしまいます。