異形人おに若丸のあらすじ・作品解説
異形人おに若丸は、集英社の月刊青年向け雑誌「ビジネスジャンプ」にて2002年24号から2004年の8月まで全33話連載された和風ファンタジー漫画である。作者は、1981年上半期に第21回手塚賞を『ショット!』で準入賞を受賞し、1993年にヤングジャンプで連載された「高校鉄拳伝タフ」、2003年から週間ヤングジャンプで連載された「TOUGH」、2001年に月刊ヤングジャンプに掲載された「タフ外伝OTON」のシリーズの累計発行部数が1000万部を突破するなどの人気がある漫画家猿渡哲也で、ヤングジャンプ・コミックスから単行本が全4巻発売されている。 1200年前に空海によって封じられた妖・鬼若丸が28年前の航空事故によって解き放たれてしまった。そして現代に、鬼若丸を潜む青年・立花一人はその特異性により様々な妖怪に狙われて行くことになる。作中には、妖怪だけではなく幼名が鬼若丸な武蔵坊弁慶や陰陽師安倍晴明なども登場する。