確率捜査官 御子柴岳人の評価
確率捜査官 御子柴岳人についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
確率捜査官 御子柴岳人の感想
数学の勉強をしている気分になりました。
新しく開設された「捜査一課特殊取調対策班」のメンバーは自供の達人、権野さんと熱血だけど空回りするタイプの新人刑事、新妻友紀、それに、なぜか大学の准教授である御子柴。彼は、数学が専門でその知識で確率といった数字を使って事件を解決していくというストーリー。途中、御子柴が解説する確率などを図解しているのですが久しぶりにアタマを使って数学をしたという気分になります。その割には、犯人の動機などがありがちだったりしてこんなに頑張って読んだのに・・・という気分になることも。分からないことを指摘されると子供のように怒る御子柴やそれに対してキッチリつっこみをいれる友紀など面白いことは面白いのですが・・・という感じでした。