オッベルと象の評価
オッベルと象についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
オッベルと象の感想
ブラック企業とその従業員の関係みたいだなとふと思った
偏った見方かもしれないけれど、オツベルが死んでしまったことによって、白象は働くことができなくなっってしまいました。その喪失感は、何となくブラック企業で働く従業員の精神状態に似ている気がしました。働くことが好きで、働くことで自分の存在を保っていて、どんどん追い込まれていきます。そのこと自体が辛いけれど無くなるともうどうしようもない、喪失感に襲われてしまって…と想像しました。これは、中学生の時に国語の授業で習いましたが、さっぱり意味が解らず…難しいお話だと思います。大人になって読み直してみて、何となく、ブラック企業かなぁ…と思ったのでレビューを投稿します。