鉄拳児耕助のあらすじ・作品解説
鉄拳児耕助(てっけんじ こうすけ)は、あだちつよしの漫画作品で、フレッシュジャンプにて1985年4月号から連載を開始、1989年1月号で終了、単行本として全12巻を刊行している。 今作品は、マーシャルアーツを題材にした格闘技アクション・コメディで、主人公の露木耕助(つゆき こうすけ)が、様々な流派の格闘技選手と対戦したり、発生する事件を格闘技や鍛えた体で解決し成長していく。 露木伝十郎骨格矯正院のトレーニング室。4月で17歳になる露木耕助がキックを放ちサンドバッグが宙を舞う。世界的なキック選手と比較し劣らないと悦に浸っていると戻ってきたサンドバックに弾き飛ばされてしまった。そうこうしてる内に祖父・伝十郎が現れ、耕助との手合わせを終えると昔話をしはじめる。そっと抜けだした耕助がロードワークをこなしている途中、3人のチンピラにしつこく誘われる少女を助けてやるのだった。 そして、高校2年生になってから初めての登校日、チンピラから助けたあの少女・吉山美奈津が同じ学園であったことを知る。