図書館戦争の評価
図書館戦争についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
図書館戦争の感想
評価は真っ二つ、世界観を好きになれるかどうか
ツッコミどころが多すぎる世界観そもそも平和ボケした日本人が、争いごとや戦争を舞台に作品を作りたいと思った時、無理やりにでも悪党を仕立て上げ、それに対抗するというシチュエーションを構成しなければならない。それができない場合、どうしても第二次世界大戦など、実際に起きた史実を基に作品を作るしかなくなってしまう。そういう意味では、この作品の原作である小説も、軍隊の上官と部下の恋愛も描きたいという事になると第二次世界大戦では描けないため、架空の戦争状態を現代日本において作りあげ、それに立ち向かうための軍隊なるものを設立しておかねばならない。そうでなければ自衛隊を取材して、自衛隊物の作品を描くしかないだろうと思う。この作品の原作小説に限ったことではなく、家庭用ゲームのRPGや、子供が観る戦隊もののヒーローなどもそうであるが、近年単純に世界征服を狙っている悪者という悪党は語りつくされてしまった感があるせ...この感想を読む