正義とは抑圧することで得られるものではない
本当にあった孤島の監獄ノルウェーの映画。っていうか最近ノルウェーとかスウェーデンとか、北欧の映画に若干ハマりつつあるためか、どうにも高い評価になる。実話を基にしているのもあって、だいぶ感情移入しながらのめり込んでしまった。ストーリー的には、他の映画となんら変わりのない進め方というか、とくに特徴はないんだよね。監獄にやってくる囚人のひとりが、反旗を翻す。でもそれが最高の結果に繋がっているとは限らないっていう、悲しい物語だ。だったらタイトルちょっと変えたほうがいいんじゃないの?と思うんだけど、どうだろう。孤島の王になることは、結局はできていないのだから。でも「俺がこの孤島の王だ!」って叫ぶエーリングのシーンは、やっぱりカッコよさがあった。インパクトが抜群で、少年たちがその監獄に君臨する、下剋上を想像させてくれた。確かに、非人道的な仕打ちの数々がなされているのは事実。11歳から18歳までのいたい...この感想を読む
4.04.0
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