君に届けの感想一覧
映画「君に届け」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
とっても爽やかで、すがすがしい☆
原作を少しだけ読んだことがありましたが、風早くん、爽子ちゃんのイメージに三浦春馬さんと多部未華子さんがぴったりはまっていていて良かったです☆個人的には爽子ちゃんの性格が大好きです。決して目立たないけれど、心がとても綺麗で、みんなの為に精一杯毎日頑張っている。地味な印象な子は、現実の世界では、いい子も本当たくさんいるのに、そういう努力や気遣いに気づいてもらえず、埋もれてしまってる子がたくさんいます。この映画、そして原作共に、はじめは“サダコ”という印象づけをされてしまっている爽子ちゃんが、風早くんはじめ、ちづちちゃんややのちゃんが、しっかり爽子の事を見ていてくれた。だから爽子ちゃんが、だんだんクラスに馴染めていけたという過程が素晴らしく、風早くんみたいな完璧な人は世の中にいないものか!!と思いました笑 とにかく爽やかな映画です♪
詰め込み過ぎかな・・・
椎名軽穂原作のコミックを実写映画化した作品。暗い見た目のせいで勘違いされ易いが、本当は優しくピュアな女子高生と爽やかで人気者の男子高生の青春ラブストーリー。私は原作のファンで、コミックスは毎巻、何度読んでも涙なしでは読めないほど感動しています。しかし映画では全く涙が出ませんでした。キャスティングは気になる点もありますが、妥当といった所ですし、ストーリーも決して悪いわけではないと思います。それでも原作ファンとしては、なんだか薄っぺらく感じてしまいました。この作品はアクシデントや奇跡といった特に大きな出来事がないながらも、日常に起こり得る出来事を見つめていく事で、大切な事に気づかせてくれる作品だと思います。だからこそ映画では詰め込み過ぎずに1つ1つの出来事を大切に描いて欲しかったです。そのため、出会いから告白まで収めるには映画では短すぎたと思います。原作ファンにはあまりお勧めしない出来です。この感想を読む
爽やかすぎます
まず、登場人物の爽やかさにキュンとしてしまう。まっすぐで純粋な爽子や爽やかで優しい風早君。純粋な二人にドキドキがとまらなくなる。ひとつひとつのシーンがキラキラしていて、恋をしたくなる映画である。私が好きなシーンは、体育祭の最中に、自分の親友と仲良くしていることに耐えられなくなった風早が、爽子の手をとって連れ出すシーン。爽子が親友を好きではないと知り、風早が自分の行動に赤面するのだが、この姿がなんとも愛しく思えてしまう。自分も連れ出してほしいと妄想までしてしまったほどである。何より純粋な二人の姿を見守っていたい。そう思わせる。恋をしたいとき、ついつい見てしまう映画である。
爽やかな人たち。
まっすぐで真面目な爽子。でも目つきとか地味さとかから勘違いされがちな彼女でしたが、段々その本当の魅力を理解してくれる人たちに恵まれて充実していきます。それにしても出てくる人たちどいつもこいつも可愛いいいぃぃ! どまんなか爽やか青春映画です。健気な爽子が愛おしくてしょうがなくなります。お前が爽子と名乗れよと言いたくなるほど爽やかな風早もいいですねぇ。友人たちも、何だかんだですごいいい子達。いや、こんな高校生活なら何回やってもいい。映画結構好きなのですがドロドロ系やらミステリーやら見過ぎると重たい気持ちになるので、君届はそういうのを浄化してくれる素敵な作品だと思います。でも、一つだけ言うなら、できれば犬のマルさんも出てきてほしかった…!